換気扇の使い方間違えてませんか?部屋のカビの原因になってるかも

まず、私は京都の水道屋さんで15年以上勤務しております。資格は1級管工事施工管理技士を保有しております。水道屋なのですが、この1級管工事施工管理技士の履修項目に空調と換気設備なども含まれておりますので、今回の案件についてもある程度の信頼の担保になると思います。

いつのまにか、部屋の隅にできたカビ、こんなところに水なんてつくことないはずなのになぜ!?

このカビの発生原因と対処方法について、記事にしていきます。最後までご覧いただけると嬉しいです。

目次

カビ発生の原因と思われるのは?

まず、カビの発生条件については主に下記の4つです。

  1. 日当たりが悪い
  2. 湿度が高い
  3. 栄養がある
  4. 換気が悪い

1,2,4は当然なことですが、3の「栄養がある」は、布団が近くにあってダニが発生しやすく、ダニの糞を栄養として育つからです。

さらに、今回は上記に原因となりうる行動を、追加させていただきます。

その行動とは、ずばり「浴室の換気」の方法です!

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原因は換気方法にあった

特に注意すべきはお風呂の換気ですが、皆様はどうなさってますか?

私なら、換気扇を回しつつ、窓やドア全開ね!

という考えをお持ちなら要注意です!私の奥さんはそう思ってて、知識があった私と少しもめたことがあります。

実際、浴室のドアを全開にすると、体感では浴室・脱衣所は換気されて快適な空間に戻ります。しかしながら、そこが油断できないのです。

湿気は移動する

浴室・脱衣所にあった湿気は、どこにいったのでしょうか?ほとんどは外に排出されていればいいのですが・・・

ここで、中学生の理科にある水蒸気の2種類の性質について話をさせていただきます。

1.空気中に含まれる空気には水蒸気が必ず含まれており、温度上昇に伴いその水分量が大きくなります。その最大の水蒸気量を飽和水蒸気量と言います。温度の高いところでは空気中に含まれていた水蒸気量が多いため、温度の低いところでは含みきれなくなり凝結して水滴となってあらわれはじめます。この温度を露点といいますが、住宅用語で言うと「結露」のことです。

2.浴室から出た湿気は、お湯から発生しているため、温かい空気です。限られたスペースに存在する温かい空気は膨張するため、気温の低いところに移動するという性質があります。

上記の2点の性質をまとめると、温かい浴室の空気は、膨張し気温の低い居室に移動、温度差により壁に結露が発生するということです。

結果、その結露にカビの胞子が付着、布団が敷いてある部屋でハウスダストが発生するのも相まって、ダニの糞を栄養とし成長した。

と推測されます。

さらに、なぜこんな隅っこなのかというと、湿気がたまりやすいだけでなく、ここは外壁から見たら角の部分です。冬場なら外壁の角の部分は一番風が当たり冷えることになります。その内側の部分であるというのも一つ考えられます。

予防方法はどうする?

正しい使い方で浴室換気を行うということです。その使い方というのは、ドアを完全に閉めて換気扇を回すことです。浴室換気扇は原因箇所で湿気を排出するのが目的の換気扇だからです。

これから、解説させていただきますが、浴室換気扇は「第三種換気方式」で換気している換気扇です。

この第三種換気方式というのは、給気は自然給気で、排気は機械排気の換気方式です。

給気側については上の画像のように、お風呂のドアの下部にガラリみたいなものが付いているかと思います。こちらから給気され、浴室内の空気が負圧になり、換気扇で機械排気しています。

そうすることで、室内のみに湿った空気をとどめ、部屋内に入らないようにする。というのが目的の換気設備です。

これと同じ換気方式のものが、台所のレンジフードファンです。

料理による加熱により温められた水分が蒸発した湯気をその場で、排出できるようにレンジフードの形状が部屋の役割を果たし、負圧にすることで、それ以上発生した湯気の広がりを防ぎ排気することができます。

そもそも、この換気方式は室内を負圧にしやすいことから高気密住宅である方が効率が良いです。

他の対策方法は?

換気扇による予防を徹底しても、もしかしたら改善できないかもしれません。そもそもの立地の問題とかもありますからね。かといって、このままではカビだらけになるってのは困りますよね。

こうなると別の方法を取るほかありません!

換気扇を24時間回す。扇風機を回して空気が滞留しないようにする。などの方法もありです。

もしくは、一つの選択肢としてカビ・結露の発生する部屋に「エコカラット」を貼ってみるというのはいかがでしょうか。

エコカラットは、調湿機能・ニオイ吸着機能・有害物質吸着機能を持つ、機能性壁材です。目には見えないナノサイズの孔(あな)で、優れた空気清浄力を発揮します。

特徴の一つである、調湿機能のために試してみる価値があるかと思います。DIYできる商品もあるみたいですよ!

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又、以前投稿しましたリラックス空間の記事でも触れておりますが、快適性アップにもつながります。

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まとめ

今回は、部屋のカビの原因と予防、浴室換気扇の使い方とエコカラットの紹介をさせていただきました。

あまり触れてませんでしたが、カビはダニの餌にもなります。ダニの糞はカビの栄養になるので相乗効果で、大発生する可能性も有ります。健康に心配があると嫌ですから、カビの少ない快適な生活をしていきましょう!

それでは次回もよろしくお願いします!

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この記事を書いた人

HTサポートワークス代表
・設備設計
・生成AI×DXコンサルタント
・会社員時代社内DXにて年間休日90日から120日に
・残業ゼロ計画施行

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