高温で身体を刺激し、新陳代謝を高めてデトックス効果があるとされているサウナ。
サウナと水風呂を交互に入り、大変気持ちの良い状態になることをサウナ好きの間では「ととのう」とも言われています。
この効果は幸せホルモンが分泌されることによるものですが、さらにストレス耐性をもたらす効果があります。
しかも、サウナ初心者でもたった6分で効果を実現できます。
そこで今回はその方法とサウナの効果について紹介させていただきます
サウナのおススメの入浴方法
入浴方法は非常に簡単です。
サウナ(5分)→水風呂(1分)→休憩 ※3セット以内
※サウナ初心者の方はまず1セットから試してみましょう。休憩は心拍が落ち着くまでゆっくりして下さい
手順
- まずサウナで体温を上昇させる。
- 水風呂で火照った身体を冷却させる。
- 休憩で脈拍を落ち着かせる。
サウナによる体温上昇と水風呂による冷却作用により、血管を収縮させてマッサージ効果が得られ、血気盛んな興奮状態(交感神経優位)にすることができます。
このとき水風呂に入った後でも、体温は上昇し新陳代謝が良くなります。
水風呂の後、休憩を挟むことで体温が下がっていき、一種の瞑想状態(副交感神経優位)にすることで、「幸福感を与えるホルモン」が分泌され、一種の恍惚感に浸れるというわけです。
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サウナでヒートショックプロテインと幸福感ホルモンに活!
サウナは正しい入浴でストレス耐性アップと幸せホルモンによる幸福感アップの精神面での効果が得られます。
ヒートショックプロテインを刺激する
以前の入浴に関する記事のときにも取り上げましたが、ヒートショックプロテイン(HSP)を刺激することで、ストレス耐性が上がります。
ヒートショックプロテインの効果については、下記の記事を参考にして下さい。
幸福感を与えるホルモンを分泌させる
幸福感を与えるホルモンが分泌されます!
・βエンドルフィン・・・神経伝達物質の一つ、モルヒネと同様の効果あり。鎮痛剤と多幸感があるため、「脳内麻薬」とも言われており、分泌されていると「ランナーズハイ」にような気持ちになる。
・セロトニン・・・「幸せホルモン」とも呼ばれ、減少すると気分の低下、うつ病を発症したりする。トリプトファンから合成されるので、トリプトファンを含む食品を積極的に摂取すると良いとされている。
・オキシトシン・・・「友愛(愛情)ホルモン」と呼ばれており、赤ちゃんを抱いたり、一目ぼれしたりすると分泌される。特にお母さんは赤ちゃんの影響でオキシトシンが出やすい。又、ストレス緩和効果あり。
エンドルフィンがあれば、しんどいことに挑戦する強さが身に付くかもしれません。
セロトニンがあれば憂鬱な気分を抑えることができうつ予防になります。
オキシトシンがあれば子供に接する時の優しい気持ちになれるかもしれません。
これらのホルモンをサウナに入るだけで増やすことが出来るのであれば、試してみて損はありません。
なかなか無いんやないかなぁ
こういった幸福感を与えるホルモンが分泌されるから「ととのう」と言われて、サウナは愛されてきたんでしょうね。
サウナは正しく入らないと体に毒
皆さんご存知かもしれませんが、サウナ・水風呂の交互浴という温度差により、身体への負担は大きいのが難点です。
入浴1セット毎に身体は確実に疲労します。
その疲労を甘くみていると下記のような症状が起こる可能性があります。
・ヒートショック現象・・・年配の人が、冬場の浴室で起こることが多い現象。血圧が大きく変動する。
・血圧サージ・・・ストレス・喫煙・飲酒などの日々の積み重ねによるものが多い。小さな血圧上昇のタイミングが重なり起こるとされている。
急激な血圧の変化で、脳内出血、脳梗塞、心筋梗塞などの重篤な病気になりかねません!
又、水分補給を怠ると極度の脱水による脱水症状からの熱中症にも注意が必要です。
注意ポイント
・飲酒後はダメ
・こまめな水分補給(体重で減るのは水分のみです)
・体調に異変を感じたら中止し、休憩部屋で休みましょう
・異変を感じたら早めに助けを求めること
注意ポイントは必ず守り、安全にサウナを楽しみましょう!
若者はサウナにハマる
とはいえサウナは、先ほどのようなリスクが少ない若者に流行しています。
こうやってサウナの良い効果に対して科学的根拠が明らかにされてきたからでしょう。
実は、私自身はサウナについて初心者ですので、そのことを耳にし記事にしていく段階で大変興味が沸きましたので、今度チャレンジしてみようと思います。
次回もよろしくお願いします!
おうちでサウナってのもありかも?
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